皆さんこんにちは、どうもひげはげサビ管です。
さて今回は【利用者さんとの接し方】についてお話ししまーす。
このブログは以下のような人に向けて書きました!
- 支援員さん
- サビ管さん
- 利用者さんのご家族様
この記事を読んで、利用者さんとの接し方について考え方、捉え方が少しでも変われば幸いです。
それでは行ってみましょう!
自己肯定感とは?
簡単に言うと「良い所や欠点、出来た事や出来なかった事全て、自分自身を肯定的に受け入れるという力」って事ですよね。
ひげはげサビ管なりに自己肯定感を養う方法としてよく口にする言葉は…
「ま、いっか」と「やったー!」
ミスや失敗、上手くいかなかった時に「ま、いっか」。その後は振り返り、『どこまで出来て、どこから出来なかったか、なぜ出来なかったか、出来るようになるにはどうしたら良いか』を考えて行動します。何かに挑戦して達成できた時は「やったー!」。身振り手振り、これでもか!ってくらい表現します。
なぜ、このように考えて行動するようになってかというと。。。
ひげはげサビ管は両親から否定される事が多く、若かりし頃は友達にも否定的な発言をしていました。「どうせ無理でしょ」「諦めた方が良いよ」「やっても無駄」などなど。それが当たり前だと思っていました。そして気づけば孤立していました。「どうせ俺なんて」「褒められてるのに、いやそんな事ぜんぜん」と言ったネガティブ発言が多かった気がします。
ひげはげサビ管自身、両親を避けていましたが、そんなある日、父の口癖で「俺みたいになるなよ」と言っていたのが頭をよぎりました。なぜ、ひげはげサビ管にそう言うのか全く分かりませんでした。心理学?を専攻した訳でもないし、自己肯定感という言葉は福祉業界に勤めるようになってから知った言葉だし。当時は両親を責める事が腹いせとも思っていたくらいです。
でも流石に「こままじゃいかん」と思ったのでしょう。両親を真似ていても(真似たくて真似た訳じゃないんですが)何も変わらない。父の「俺みたいになるなよ」⇒『父の真逆』⇒『否定しない、直ぐ怒らない、聞く耳持つ、文句言わない、褒める』こう考えるようになりました。
実際に行動してみると、ひげはげサビ管の言動が変わった事にドン引きの友達もいましたが、ちょっとずつ信頼関係が構築され遊びの誘いも増え、大学をさぼってまで遊び倒した事もしょっちゅうでした。それはそれでどうかな?と思いますが、そんな学生時代を過ごしていた訳ですよ。
これって、最近気づいたんですが、自己肯定感を高める為に他者肯定をしていたんだと。
父は身をもって「俺みたいになるなよ」って事を伝えていたんだと。
今は両親に感謝しています。なんてポジティブwww
具体的な接し方について
あくまで、ひげはげサビ管の感覚なので参考程度にどうぞ!いや、よく聞いてwww
実体験からですが、自己肯定感を高める為に他者肯定は必須だと感じています。
だって自己肯定が苦手な利用者さんに、「そこまで自分を責めなくても良いんだよ」「たまには自分を褒めてあげてね」「無理しないでね」など、これって優しく否定してません?自己否定を加速させてる気がするんだよね。他者肯定するのにまず、「受け入れる・認める」だと思うんですよ。ひげはげサビ管なりに辿り着いた他者肯定する上で開口一番に発する最強の言葉は『なるほど~!』です。もはや口癖です。
【利用者さんの作業が10工程あって7工程目でミスをした】
そんな時よーくあると思うんですよ。支援員やサビ管が起きた結果(ミスした事)にしか目を向けれなかったら「これ違うよ」「昨日と同じ間違いしてる」「こう教えたでしょ」など否定の言葉しか掛けれないと思うんです。これだと利用者さんは「どうせ私なんて。。。」「やっぱり出来なかった」と思ってしまうじゃないですか。自己肯定できる要素無いですよね。
ひげはげサビ管ならこう言います。
なるほど~!6まで出来たね。やったー!7の所はこうやってこうやると出来るから一緒にやってみよっか。6まで出来て、ひげはげサビ管嬉しいよ
こう言った後、出来る出来ないよりは、利用者さんが自分自身を肯定できる要素が整っているかが重要なんじゃないかな。利用者さん的には「7でミスしたけど注意されなかった、6まで出来た事を喜んでくれた」そう思える環境は整ったはず。そう思いたい。とは言え、言葉で言うのは簡単ですが、実際の所、利用者さんが自己肯定感を養えるまで時間を要します。むしろ自己否定が続く事もあるでしょう。
でも支援員やサビ管は続けるんです。時には支援者がメンタルやられる事もあると思いますが、人が変わるのってそんな簡単じゃないですもん。むしろちょっとでも自己肯定感が高まれば良いな、位の気持ちで支援していた方が良いのかもしれません。
やるだけやったら成果として表れてくれないと達成感や満足は得られないかもですが、そこを求めたらメンタルがもたないので、自己肯定感が高まる為に、他者肯定をし続ける事を目標に取り組んでみましょう!と一緒に働く支援員には伝えています。
まとめ
今回は『利用者さんとの接し方』について記事にしました。まとめると以下になります。
「利用者さんの接し方」やその他皆さんの困っている事、ここちょっと聞いてみたい、なんてのがあればコメント(問い合わせから)お待ちしておりまーす。
それではまた次回お会いしましょう!
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