皆さんこんにちは、どうもひげはげサビ管です。
さて今回は個別支援計画作成の流れと必要書類についてお話ししまーす。
このブログは以下のような人に向けて書きました!
- サビ管
- 支援員
- 相談支援専門員
この記事を読めば、個別支援計画作成の流れと必要書類がわかります。
それでは行ってみましょう!
「個別支援計画」とは?
『各サービス毎で専門的なサービスを提供する上で、利用者のニーズ(課題)を充足させる為に、達成すべき目標や支援内容を具体的に記したもの』だいたい、こんな感じで記載されていますが、サビ管の腕が試されるペラ紙1枚です。
利用者さんの為に作成する個別支援計画なので、腕を競う為に作成しているサビ管はいないと思いますが、同じ利用者さんでもサビ管が違ったら全く別の個別支援計画が出来るかもしれません。
個別支援計画というペラ紙1枚で利用者さんの「課題」を克服できるか、「やる気」を引き出せるか、そして何より、「もらってワクワクする」ような内容に仕上げられるかがポイントですね。
作成までの流れ
新規:
アセスメント(情報収集)⇒原案作成⇒サービス担当者会議⇒本案作成
更新:
モニタリング・アセスメント⇒原案作成⇒サービス担当者会議⇒本案作成
こんな感じですかね。
アセスメント:各事業所でアセスメントは任意の書式を使用して面談をしながら聞き取りを実施していると思います。新規は一つ一つの項目を聞き取りますが、更新時はポイントを絞って利用者さんの負担にならないように心掛けています。
モニタリング:移行は3か月毎、A型・B型は6ヵ月毎に最低1回は更新が必要です。入所時に作成した個別支援計画をもとに評価する事を言います。本人と面談をしながら「現状」「判断(見立て)」「方向性」の順で記録に残すようにしています。また必要に応じて課題や目標などを変更して作成します。
原案:本人の希望や思いを再確認した上で(更新時)、アセスメントやモニタリングからニーズ(課題)を把握。次に目標を設定し支援内容決定。目標はスモールステップで数字や指標になる内容を記載しています。
サービス担当者会議:原案について意見を頂きます。基本は本人・家族・相談事業所・支援員・サビ管で実施しますが、他にも関係機関との繋がりがある利用者さんなら担当者にお声掛けしています。日程調整しても都合が合わず、本人・支援員・サビ管で担当者会議を実施する事もありますが、議事録は必ず相談事業所や関係機関に共有しています。
本案:担当者会議で利用者さん本人から変更したい、関係機関から変更して欲しい等、変更が生じた場合は修正した物を本案とします。変更なければ、原案を本案とします。
説明・署名・押印:完成した本案を利用者さんに説明して同意を得られれば、署名と押印を頂き完了です。
※ひげはげサビ管が個別支援計画を作成する上で一番大切にしているのは利用者さん本人の「希望や思い」です。就労系サービスだと「作業を頑張る」「訓練を頑張る」「知識を深める」「体調管理する」「休まない」などといった内容を盛り込んでいるのをよく聞きますが、それだともらってワクワクするかな~って思うんですよね。ひげはげサビ管が利用者の立場だったら苦痛に感じるかもです。なので、「将来の夢」「私の人生おいて欠かせない物事」「なりたい自分」などを盛り込むようにしています。訓練の為の訓練にしたくないんです。
必要書類
新規:
アセスメント、原案、サービス担当者会議議事録、本案
更新時:
モニタリング、アセスメント、原案、サービス担当者会議議事録、本案
サービス担当者会議で原案に変更がなければ議事録に「原案について特記なし。原案を本案とする」的な文言があれば原案=本案としても問題ないですが、チェックする際に、サービス担当者会議で変更有無によって原案=本案で1枚の方と、原案:本案で2枚の方がいると返って手間なので、ひげはげサビ管は変更の有無に関わらず原案も本案も印刷し2枚でセットとして保管しています。
まとめ
今回は『個別支援計画作成の流れと必要書類』について記事にしました。まとめると以下になります。
「個別支援計画」についてや、その他皆さんの困っている事、ここちょっと聞いてみたい、なんてのがあればコメント(問い合わせから)お待ちしておりまーす。
それではまた次回お会いしましょう!
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