就労継続支援B型報酬体系

B型

皆さんこんにちは、どうも、ひげはげサビ管です。

さてさて、今回はB型の報酬体系についてお話ししまーす。

令和3年度から基本報酬が選択できるようになりました

令和3年度から基本報酬が次の①と②から選択出来るようになりましたね。

①平均工賃月額によって基本報酬を決定する。⇐従来通り

(勝手に「工賃型」と命名w)

②利用者の就労や生産活動等への参加等を一律に評価する。⇐新設

(勝手に「一律型」と命名w)

皆さんの事業所は①と②どっちでしょうか?うちは①を選択です。

令和4年2月から就労継続支援B型もスタートしたので6ヵ月間は経過措置の為

定員20人以下、7.5:1だと最低の566単位ですが、目標は15000円以上20000円未満を目指して少しでも単価の高い作業を開拓しています。

平均工賃月額が1万に満たない事業所は②の一律型を選択してピアサポート加算と地域協働加算を取得して下さい。って感じですかね。でもさピアサポート加算てなかなか取れなくない?だとしたら地域協働加算30単位を確実に取って、

定員20人以下、7.5:1だと556単位+地域協働加算30単位で586単位になるよね。

これって工賃型の定員20人以下、7.5:1だと10000円以上15000円未満の590単位に近い数字だから平均工賃月額が10000円に満たない事業所は救われたと思います。

工賃型における平均工賃を上げる取り組み例

工賃型を選択してる事業所は平均工賃月額を上げる為の取り組みとして…

  • 高単価の作業を開拓(軽作業、PC作業等)
  • 利用日数、利用時間を増やす
  • 生産活動(作業)の効率を上げる
  • 売上を増やす(レストラン・お弁当・パン屋さん等)
  • 施設外就労に参加

といった所が代表的でしょうか。

・     

といった所が代表的でしょうか。

出来高と時給で払っているメリット・デメリット

そもそも工賃の支払いは生産活動収入から生産活動に掛かる諸経費を引いた額ですが

皆さんの事業所は時給で支払ってます?出来高で支払ってます?

うちは出来高で支払っています。

「時給で支払っているメリット」

  • 工賃計算が簡単
  • 生産性が低い利用者さんにもある程度の工賃を支払える

「時給で支払っているデメリット」

  • 生産性が高い利用者さんのモチベーションは下がる

『出来高で支払っているメリット』

  • 生産性が高い利用者さんのモチベーションは上がる
  • 利用者さんが目標を立てやすい

『出来高で支払っているデメリット』

  • とにかくスタッフが大変(生産量を数えないといけない)
  • 利用者さんが他の利用者さんと比べてしまいメンタルダウンの原因になる可能性がある。

といった所でしょうかね!

生産活動が何かで時給なのか出来高なのか決めるのが良いかもしれませんね。

例えば作業単価を決めにくいレストラン、お弁当、パン屋さん等は時給制にして

作業単価が決められる内職、PC案件等は出来高制にするとか。とは言え、時給制が多いですかね。

B型を新規で立ち上げようとしている方がいらっしゃいましたらご参考にして頂ければ幸いです。

報酬体系、平均工賃についてや、その他皆さんの困っている事、ここちょっと聞いてみたい、

なんてのがあればコメントお待ちしておりまーす。

それでは次回もお楽しみに。さようなら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました