サービス管理責任者のお悩み相談室 -ひげはげサビ管の部屋-

FAQ

皆さんこんにちは、どうもひげはげサビ管です。

さて今回は以前なぜか大好評だったサビ管さん達のお悩み質問コーナーです。

≪質問編≫

Q:前回の質問コーナーで上司のスキンシップやお触り、下ネタはひげはげサビ管ですか?

A:ちげーーーーよ!

Q:A型のサビ管です。利用者の時給は最低賃金です。利用者全員が施設外就労に行っています。詳細までは言えないですが、請負契約の内容に最低賃金で支払う旨の記載があります。諸経費として掛かるのはガソリン代くらいです。利用者の交通費は距離に応じて支給しています。施設外就労先の企業からは最賃の保証なので、諸経費のガソリン代、交通費は事業所の持ち出しで支払っています。これってありですか?

A:いい質問ありがとうございます!答えとしては、なしです。もっと言うと恐らく利用者の有休分も事業所の持ち出しになっているはずです。一つずつ整理していきましょう。まず、工賃(賃金)とは利用者に支払われる給与、手当、賞与など全てを言います。生産活動収入から生産活動にかかる諸経費を引いた額がA型なので給与として支払われないといけない。プラス最賃以上の時給で。なので施設外就労先とは最賃での契約なら「生産活動に係る諸経費」「利用者の交通費」「有休分」は事業所の持ち出しになってしまします。もし仮に給付費の他に外部の売上があり、持ち出しに給付費を充てていなくても、生産活動収入から諸経費を引いた額が利用者に支払う賃金よりも少ない事には変わりないので、経営改善計画書が必要となります。ですので利用者全員が施設外就労の場合、施設外就労先と契約する内容(賃金)は、利用者とA型事業所が契約している時給より多い額で契約しないと事業所の持ち出しは必ず発生してしまいます。質問の的を得ていなかったらゴメンナサイ。あと補足ですが、施設外就労の要件に「事業所については、施設外就労を行う者を除いた前年度の平均利用者数に対して報酬算定上必要とされる人数を配置すること」というのがあります。利用者全員が施設外就労に行き事業所に誰も残っていないのであれば、スタッフを配置しなくても良さそうですが、念の為指定権者に確認した方が良いかもしれません。事前に特例的な感じで認めてもらえているのであれば全く問題ないです。

Q:就労継続支援A型の事業所です。令和3年度にサビ管の基礎研を受講したばかりです。最近やっと個別支援計画を作る手順が理解出来てきました。前任が退職してしまった為、新米の私しかサビ管はいません。今後もサビ管として頑張ろうと思っていますが、どんな業務をこなせたら一人前になれますか。ひげはげサビ管の仕事内容を教えて下さい。

A:サビ管の基礎研お疲れ様でした。令和5年度?の実践研修も頑張って下さい。前任者からどの程度引継ぎされたか不明ですが、ひげはげサビ管が実際に行なっている業務をざっくり全部書き出しますね。ただ、ひげはげサビ管の業務ができたら一人前、出来なければ半人前などと判断するのはどうかなと思います。始めは出来なくて当然なので。ひげはげサビ管自身、まだまだだと思っています。

それでは毎日・月初・月中・月末・都度・年度で分けたひげはげサビ管の業務です。

【毎日業務】

ケース記録入力、ケース会議入力、支援費入力、利用記録、日報確認(押印)、施設外就労実績入力、出勤簿入力、送迎入力。

【月初業務】

国保連請求、送信(毎月10日まで)、ケース会議議事録(印刷、ファイリング)、ケース記録(印刷、ファイリング)面談記録(印刷、ファイリング)、施設外就労実績(印刷、ファイリング)、出勤カレンダー(印刷、ファイリング)、平均利用者数・平均労働時間入力、処遇・特定処遇の金額入力

【月中業務】

給与明細20日に渡す(1枚押印もらい保管)、法定代理受領(前々月分を給与明細と一緒に渡す)、サービス提供実績記録押印

【月末業務】

利用記録回収(出勤日数・各種加算の数を手書き、ファイリング)、遅刻欠勤早退届・利用記録・日報⇒次月分印刷、有休管理、支援費・ケース・送迎・施設外・スタッフ出勤簿⇒次月データ作成

【都度業務】

個別支援計画作成・更新、利用者見学・体験対応、欠席時対応加算、入所契約、相談事業所モニタリング、採用面接、契約内容報告書作成・提出、暫定支給決定書類作成・提出、サービス担当者会議、退所モニタリング作成、特開金申請、定着支援、申請内容の変更時に必要書類作成、研修計画書・研修報告書作成、委員会議事録・スタッフ研修報告書作成、利用者面談、工賃実績報告、処遇・特定実績報告、実地指導対応

【年度更新】

年度更新資料一式作成、処遇・特定処遇一式作成、ナス次年度フォルダ作成、掲示物更新

こんな感じですかね。おかげでタスク管理が出来ました。ありがとうございました。

≪お悩み編≫

〇A型でサビ管をしています。生産活動はレストラン運営です。定員20名で15人利用しています。上司から損益分岐点が17人と言われていて、あと2人早く入所させろ!と煽られています。ハローワークに求人を出していますが、応募が来ません。ひげはげサビ管はどのように利用者を集めていますか。

●利用者集めはお悩みあるあるですよね。上司からの圧力に負けないで下さいね。ひげはげサビ管なら、相談事業所、特別支援学校、A型をやっていない移行とB型等関係機関に営業かけます。レストランを運営しているA型はきっと他にもあると思うので、同じレストランでも差別化できると良いですね。時給が他より高い、接客スキルが身に付く、就労実績、調理師免許取得できる、などなど相談者様の事業所の売りや強みは何かを明確にしてチラシを作成し相談事業所、特別支援学校、市役所、コンビニ、ハローワーク等にばら撒きます。こんな感じですかね。参考になれば幸いです。

質問、お悩みコーナーは一旦ここまで。今後も皆さんの質問や悩みにお答え致します。

皆さんの困っている事、ここちょっと聞いてみたい、なんてのがあればコメントお待ちしておりまーす。

それでは次回、もお楽しみに。さようなら。

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